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ブラックでも審査に通るカードはありますか?-家族カードデビットカードと一緒

事故情報が登録されているとカード作成は難しいです

クレジットカード審査では、個人信用情報機関の信用情報に重大な延滞情報や自己破産、任意整理、個人再生、特定調停などの債務整理情報が登録されていると、ほぼ間違いなく落ちる事になります。

これには、過去にこういった金融事故を起こしている人は今後も起こす可能性が高くなるため、ある程度の冷却期間が必要だと考えられていますので、これらの事故情報が登録されている5年程度はクレジットカードを作る事は難しいと言わざるを得ません。


ただ、以前とくらべて近年ではクレジットカード加盟店が増加傾向にあり、また私たちが普段何気なく使っているコンビニエンスストアでもクレジットカードの利用が可能(一部コンビニのみ)になるなど、クレジットカードの勢いはとどまる事を知りません。

そのため、現在個人信用情報機関の信用情報に事故情報が登録されている人の中には、何かしらのクレジットカードを持ちたいと考えている人がいるかと思いますので、今回の記事で説明します。

 

クレジットカード審査が必要ないカードはこれ

金融業界内では、個人信用情報機関の信用情報に重大な延滞や任意整理、自己破産などの債務整理情報が登録されている人の事をブラックと呼んでいますが、基本的にこういったブラックの人は信用情報から金融事故情報が削除されるまではクレジットカードの作成はほぼ不可能になっています。

もっとも、信用情報に重大な金融事故が登録されている=クレジットカードが作れない理由となっているため、基本的にブラックの人は信用情報から事故情報が削除されるまではクレジットカードを作る事が出来ません。


ただ、信用情報に金融事故情報が登録されていたとしても、ある条件を満たしていれば基本的にクレジットカード審査の必要がないカードを持つ事が可能になります。

そこで、このある条件でですが、あなたの身内(家族)にクレジットカードを持っている人がいるのか?いないのか?という事になります。当サイトをくまなくチェックしている方はもうお分かりですよね?そう、基本的に審査が必要ないカードとは家族カードの事になります。


この家族カード審査は、家族カードが作成可能なクレジットカード=本カードを持っている方の属性情報や信用情報を元にして審査を行うため、基本的に本カード会員に特に問題が無ければ何事もなく家族カードが発行されるのです。例え信用情報に金融事故情報が登録されていたとしてもです。

その理由としては、家族カード審査は本カード会員の情報のみ調査して家族カードの対象となる人の情報は調査しないからです。もっとも、家族カードの支払いは本カードの支払いと一括して行われますので、本カード会員に支払い能力があれば問題ありません。

逆に言えば、本カード会員の属性や信用情報にネガティブな情報がある=本カード会員が審査に通らない=家族カードを作る事は出来ませんので、家族カード審査では本カード会員の信用力がとても重要になってくるのです。

 

デビットカードも審査なしで発行可能なカードです

先程は、通常のクレジットカードと同じ使い方が可能な家族カードを審査不要のカードとして紹介しましたが、これを持つためには身内に家族カードが作成可能なクレジットカードを持っている方がいる事が前提条件としてありました。

そのため、現在信用ブラックの人は身内に家族カードが作成可能なクレジットカードを持っている人がいなければ、その時点で家族カードを諦める必要があります。

もっとも、信用ブラックの人全員が両親と生活を共にしている、または結婚して配偶者と生活しているという訳では無いため、中には物理的に家族カードが作れない人もいる事でしょう。


ただ、身内に家族カードが作成可能なクレジットカードを持っている人がいなくても、実は一般的なカードと同様の使い方が可能なカードを持つ事は十分可能です。十分可能なのですが、その利用に関してはいくつかの注意点がありますので、全く同じ使い方が出来るという訳ではないため、誤解の無いようにお願いします。

そこで、このカードですが過去に当サイトでも解説しましたがデビットカードになります。このデビットカードとは銀行の預金残高の範囲内での利用となるため、一部のデビットカードを除けば審査なしで持つ事が可能となっています。


審査なしで発行できるデビットカードなので、現在個人信用情報機関の信用情報に延滞や債務整理情報、さらには多重申込が登録されていたり良好なクレヒスの登録が無いという場合でも、そういった情報とは無関係に発行されるため、信用ブラックの人でも持つ事が出来ます。

ですので、現在信用ブラックの人で家族カードの作成に必要な条件をクリアする事が出来ない人は、このデビットカードを作成するという事も選択肢になるかと思います。このデビットカードは、決済方法こそ通常のカードとは異なりますが、VISAやJCB加盟店での利用が可能となっています。(一部店舗を除きます)

ブラックの解除が出来ると聞きましたが?

信用情報と自社データベースにはブラック情報があります

クレジットカード審査に申し込んだことがあるという人は、一度は聞いた事があると思われるブラックという言葉。このブラックとは個人信用情報機関の信用情報やクレジットカード会社や銀行などの金融機関の自社データベースに審査にとって不利な情報が登録されている事を意味しています。

審査にとって不利な情報になるため、このブラックを解除したいという人はかなり多くいると思われます。ちなみに、インターネット上でささやかれているブラックリストですが、金融業界においてそのようなリストは存在していません。


そして、信用情報やカード会社の自社データベースにブラック情報が登録されている場合には審査に通らない可能性が極めて高くなってしまいますので、一刻も早くブラック情報を解除したいと思う気持ちは分からないでもありません。

ただ、いくらクレジットカード審査で不利になるからと言って、このブラック情報を簡単に解除する事が出来れば、延滞→ブラック解除→延滞→ブラック解除というように負の連鎖を繰り返す人が出る可能性がありますよね?

ですので、ブラックの解除はそう簡単には出来ないと思われますが、実際のところはどうなのか?について解説します。

 

そもそもブラックってなんですか?

金融業界においてのブラックってどういう事になるのか?については、ブラックは色で言うと黒になりますが、金融業界においてのブラックも黒という意味においては一緒になります。

よく刑事ドラマで、お前は黒だな!というセリフがありますよね?この場合の黒とはその人物がやったいう事を示しています。

つまり、この場合の黒=アウトになる訳ですが、金融業界におけるブラックもアウト、つまりクレジットカード審査に通らない可能性が高いという意味になっているのです。


もっとも、審査に通らないというよりも、その可能性が極めて高いと言ったほうが正確かも知れません。いずれにしてもブラックだと審査に通るのは厳しいと言わざるを得ません。

 

ブラックを解除する方法とは?

ここからが当記事の核心部分になりますが、クレジットカード審査では信用情報がブラックの場合には審査に通らない可能性が極めて高いため、ブラックを解除したいと考えている人が多くいるようです。

それは、インターネットの検索数を見ていただければ分かりますが、そこそこ検索数が多い事からも明らかです。それほどまでに、信用情報がブラックの人はその解除方法を知りたいようです。

もっとも、信用情報や自社データベースに登録されている金融事故情報=ブラックを解除する事が出来れば、その後すぐにでもクレジットカードや各種金融商品の審査に通る事が可能になるため、こう思う事も仕方ないのかも知れません。

 

特別な事情が無い限りブラックの解除は不可能です

そこで、信用情報や自社データのブラックを解除する事が出来るのか?についてですが、これは結論から言えば答えはNO、つまりブラックを解除する事は出来ません。

その理由としては、信用情報や各金融会社のブラック情報を簡単に解除してしまったら、それこそ信用情報や金融会社の自社データベースの意味が無くなってしまうからです。


個人信用情報機関の信用情報は、各金融会社がクレジットカードを始めとした各金融商品の申込があった人の現在及び過去の金融商品の利用状況を確認するために照会するものです。

しかし、ブラック情報が登録されていた信用情報から既定の登録機関前にブラック情報が解除(削除)されていれば、その人の金融事故情報が分からなくなってしまいますよね?

すると、クレジットカード会社では過去に金融事故を起こしたにも関わらず、既定の登録期間内の人(これを業界では喪中と呼んでいます)を審査に通してしまう可能性がある=今後カード会社にとって不利益になるかもしれない人が顧客になる可能性があるのです。


現在喪中の人を審査に通してしまったら、再び金融事故を起こす可能性があるため、カード会社としては何としてもそういった事態は防ぐ必要があります。もっとも、今後事故を起こさない可能性もありますが、カード会社は性善説により今後事故を起こす可能性に重きを置いているのです。

また、ブラックの解除が簡単に出来る=結果クレジットカード会社の不良債権が増えてしまい経営が傾く可能性がありますので、ブラックを解除する事は出来ません。

 

ブラックの解除が可能な条件とは?

自分が過去に起こした重大な金融事故情報を信用情報や自社データベースから削除することは出来ませんので、その登録期間が過ぎるまでは各種金融商品の審査に通る事はほぼ不可能になります。

ただ、信用情報に身に覚えのない、あるいは登録期間が過ぎているにも関わらずブラック情報が登録されていた場合には、そのブラック情報を登録した金融会社に情報の解除依頼を行う事でブラック情報を削除する事が可能です。

特に、信用情報の登録期間が過ぎているにも関わらずそのまま登録されている=中々審査に通る事が出来ないという事例も少なからずありますので、そういった場合には早めに削除依頼を行って下さい。

他社借入件数の目安とクレジットカード審査との関係

審査では基準を満たすことが重要です

クレジットカード審査では、基本的に申込者の属性、信用情報を元にカード発行の可否を判断しています。特に、勤務先や勤続年数、年収と信用情報に金融事故が登録されていない事が審査に通る上では重要な要素になってきます。

それで、これらの情報と共に重要な要素として挙げられるのが他社借入総額とその件数になっており、これは申込者の現在の借入状況を確認して今後クレジットカードを保有した場合の支払いが可能か否か?について判断するために重要になってきます。


ですので、審査に通るためには申込の段階で他社借入を含めたこれらの情報が審査基準以上になっている必要があるため、現在その基準を満たしていない人は満たしてから審査への申込を行う必要があるのです。

そして、この審査基準の中でも申込者の現況を把握するために他社借入件数も重要になってきますので、今回の記事で解説します。

 

他社借入件数とは

先程、クレジットカード審査では他社借入総額や件数が重要な要素になると説明しました。もっとも、現在他社借入総額や件数が全くない=債務が無い人と借入総額や件数が多い=債務が多い人を比べたら、前者の方が今後の支払いには余裕があるため審査では有利になります。

ただ、審査に申し込む人の中には現在全く債務が無いという人ばかりではなく、ある程度債務が残っている人もいますので、審査を行う上ではある程度の判断基準が必要になってくるのです。

そこで、他社借入総額については現在同業他社からの総額でどのくらいの借入があるのか?になり、他社借入件数は何件の金融会社から借入を行っているのか?になります。つまり、1社からのみの借入=他社借入件数は1件、2社からだと2件になるのです。もっとも、これは小学生でも分かります。

 

審査では他社借入総額よりも件数が重要です

他社借入総額=現在の債務総額になるため、この金額が多ければ多いほど債務が多い=毎月の返済金額が多くなっていますので、クレジットカード会社としては今後の返済において不安が残ってしまいます。

対して、他社借入件数=現在何件の借入があるのか?になるため、この件数が多ければ多いほど色々な金融会社から借入を行っている=多くの金融会社から借入を行ってその管理はきちんと出来ているのか?と思われる可能性があります。

そこでこの両社、一見すると他社借入総額の多い方が現在多額の債務を抱えており現在の日常生活を圧迫している可能性があるため、クレジットカード審査では不利になる=通らない可能性がありますよね?ただ、審査では借入総額よりも借入件数の多い方が不利になる傾向があるのです。


例えば、1社で100万円の借入がある人(A)と、5社で100万円の借入がある人(B)を比べてみましょう。Aの人は1社から100万円もの借入があるのに対して、Bの人は5社の合計が100万円になっています。

そして、これが審査ではどう判断されるのか?についてですが、Aの人は1社で多額の借入がある=信用力が高いため多額の融資を受けられたのに対して、Bの人は5社合計での金額=信用力が低いため少額の融資を複数の金融会社から受けたと判断されます。

その結果、この両社ではAの人が信用力が高いため他社借入件数の多いBの人より審査では有利になる可能性があります。ですので、現在他社借入件数の多い人は出来るだけその件数を減らしてから審査への申込を行った方が良いです。もっとも、他社借入件数が1件でも年収に対してその金額があまりにも多ければ審査で不利になる事は言うまでもありません。

 

他社借入件数の目安はこのくらい

先程、クレジットカード審査では他社借入総額よりも件数の方が重要になると解説しました。では、肝心の借入件数の目安についてですが、これは私の経験上2〜3件以内であればそれほど問題になる事はありません。

この理由としては、過去にこのくらいの他社借入件数での審査可決実績がある事と、これ以上になってくると複数の借入先がある=今後さらに債務が膨らむ可能性があると判断されるためです。

もっとも、現在の他社借入件数が少なければ借入を含めて金融商品の管理がきちんと出来ているという根拠になりますが、借入件数が多いと管理が出来ていないため件数が多くなってしまったとも受け取れるためこれは仕方ありません。

 

姓名変更するとクレジットカード審査に通りますか?

金融事故は信用情報に5年程度登録されています

過去に重大な延滞や債務整理などの、いわゆる金融事故を起こしている人は、その情報が個人信用情報機関の信用情報に最低5年間は程度される事になります。そして、この期間はクレジットカード審査をはじめ各種金融商品の審査に通る事はかなり難しくなっています。

そのため、信用情報に金融事故が登録されておりどうしても審査に通りたい人は、その情報が分からないようにと姓名の変更を考える事があるようです。


ただ、信用情報には金融事故情報はもちろん、それ以外にも住所や氏名、さらには電話番号や生年月日まで登録されていますので、金融事故が登録されている人が姓名を変更しても審査に通るのか?は微妙な感じがします。

しかし、姓名が変わるという事は、今までの姓名から姓が変わるため一見すると全くの別人に見える可能性もゼロではないかも知れません。すると、信用情報に登録されている本人とは別人=クレジットカード審査に通る可能性があるようにも思えまずが、実際のところどうなるのか?について解説します。

 

姓名変更が審査へ与える影響は?

クレジットカード審査では、姓名の他にも住所や電話番号、生年月日や勤務先情報など、姓名以外にも数多くのチェック項目があり、そのどれか、または複数が一致すれば例え姓名が変わっていたとしても信用情報に登録されている人と同一人物と判断され審査に落ちる可能性が高くなってしまうのです。

例えば、姓名が変わっていても生年月日や電話番号が変わっていなければ、ほぼ間違いなく同一人物だと判明する可能性が高いです。もっとも、電話番号の変更は可能ですが生年月日の変更は不可能になります。

また、住所や生年月日が同一でも姓名が異なっていた場合には、信用情報に登録されている個人とは別人と判断される可能性がありますよね?ただ、この場合には双子や三つ子などの場合とかに限られると思います。


さらに、結婚して相手の住所へ引っ越した場合には、住所はもちろん電話番号も変更になる可能性が高くなりますので、以前の姓名で信用情報に金融事故が登録されていたとしてもクレジットカード審査に通る可能性があるかもしれません。(この場合は、名前と生年月日のみ一致)

ですので、いくら審査に通りたいと言っても、信用情報に金融事故が登録されている人が姓名の変更のみだと審査に通る可能性は低いと言わざるを得ません。

 

同一人物か否かは名前と生年月日で判明します

先程も少し触れましたが、クレジットカード審査においての同一人物か否か?については、名前と生年月日である程度判断する事が可能となっています。

例えば、申込者の名前がAで生年月日が1990年1月1日だった場合、名前Aと生年月日1990年1月1日で個人信用情報機関の信用情報に照会を掛けて名前A、生年月日1990年1月1日の人物が出てきたら、申込者と信用情報に登録されている人物は同一であると判断される可能性があるのです。

その後、申込者と信用情報に登録されている人物の電話番号や勤務先などの情報を元に同一人物か否か?の最終判断をする事になります。もっとも、名前(姓ではない)と生年月日が同一の他人がいるのか?を考えれば、その数は全くゼロという訳では無いかも知れませんが、かなり少数だと思いますよね。

 

カード審査に通る可能性は少ないと思いますがゼロでは無い?

個人信用情報機関の信用情報に金融事故が登録されている人が、結婚して姓や住所などの属性情報が変更になる、または家庭裁判所に姓名変更の手続きを行って姓名が変わった場合、クレジットカード審査に通るのでしょうか?

それは、世間一般に多い苗字(佐藤や鈴木など)や名前で、しかも信用情報に登録されている住所や電話番号、さらには勤務先などの情報が異なっていれば、カード審査に通る可能性はゼロでは無いように思われます。

さらに言えば、過去に本人確認書類として免許証番号が記載されている運転免許証やパスポートなどの書類を提出していない事も条件になります。免許証番号やパスポートに記載されている番号は固有の番号になるため、いくら姓や住所が変わっていてもこれらの本人確認書類ですぐに本人だと分かってしまいます。


つまり、結論を言えば過去に金融事故を起こしている人がクレジットカード審査に通る可能性があるとしたら、当時から姓名の変更だけでは足りないため住所や電話番号、勤務先が変わっていること、過去に提出している本人確認書類とは別の書類を提出することなどが条件になってきます。

こうする事によって、クレジットカード審査の際には一見して信用情報に登録されている人物とは異なる人物と判断される可能性はゼロではありません。

ただ、これはあくまで前提条件になってくるというだけの事であって、こうすれば必ず審査に通るという訳ではありません。クレジットカード審査に100%は無いのですから。

 

学生でも申込可能なクレジットカードはこれ

学生でも申込可能なクレジットカードがあります

現在、日本で発行されている大半のクレジットカード審査へ申し込める年齢は満18歳以上となっています。ただ、満18歳以上とは言っても高校生は対象外になっていますので、いくら年齢制限上は満18歳だとしても審査に申し込むことは出来ません。

そして、高校生は申し込む事が出来ませんが、満18歳以上の学生についてはクレジットカードによって申込可能なカードと申込不可のカードとに分かれています。


それで、学生でも未成年の場合には、親権者である親の同意が必要になるケースがほとんどなので親の説得が鍵になってくると思われますが、親が援助してくれる、または学生でもアルバイトなどをして収入があれば親の同意を得る事はさほど難しくはないかも知れません。

もっとも、学生のうちはクレジットカードを持つなんてとんでもないと考えている親であれば、審査への申し込みを行う際の同意を得る事はかなり難しい事が予想されます。


ただ、学生とはいえ、キャッシュレスで買い物ができ、また公共料金の支払いや携帯電話料金の支払いなどでポイントが貯まるクレジットカードがあれば、自分のライフスタイルがより良いものになる可能性がありますので、最低でもカードの1枚は保有したいところかも知れません。

そこで、今回の記事では満18歳以上の学生でも審査への申し込みが可能なクレジットカードについていくつか解説していきます。

 

そもそも学生の定義とは?

一言で学生とはいっても、今は大学や各種短期大学、専門学校など、高卒後それぞれの目的別に進学する学校が異なっているため、どこまでが学生に含まれるのか?が今一つ分かっていない人がいるかも知れません。

そこで、この学生の定義ですが、高校生を除く大学生や短大生、専門学校生や大学院生など、18歳〜24,5歳前後までの方を指しています。もっとも大学院生にもなればもう少し上限年齢が上がると思います。

 

審査における学生のカード発行基準はこうなっています

先程、学生には大学生や短大生、専門学校生などいくつかの種類に分けられると解説しました。それでは、こういった学生の場合、クレジットカード審査ではどのような評価(発行基準)になっているのかをまとめてみましたのでご覧下さい。


種類別  発行可否 解説
高校生   ×   高校生は問答無用で不可です
大学生   ○   作成可能です
高専生   △   4年制や5年制の場合、年齢が18歳や19歳であれば作成の可能性あり
短大生   ○   作成可能です
専門学校生 ○   作成可能です
大学院生  △   基本的に作成可能ですが年齢が高くなると年齢制限に引っ掛かる可能性あり


いかがですか?大学生や短大生、専門学校生は基本的に条件無しでの作成が可能ですが、大学院生や高専生は条件付きでの発行になる可能性があります。もっとも、大学院生や高専生の場合には、一部学生における年齢制限に引っ掛かる可能性があるため仕方ありません。ただ、いずれの場合も未成年だと親権者の同意が必要になります。

 

学生でも申込可能なクレジットカードはこれ

ここからは、学生でも申込が可能なクレジットカードについて、いくつか解説していきます。学生とはいえ、現在のクレジットカード社会ではカードが1枚あれば快適な生活を送る事が可能となっていますので、是非参考にしていただければと思います。


●三井住友VISAデビュープラスカード    
実質年会費永年無料の学生や新社会人向けのクレジットカード。ポイント還元率はあまり高くないですが、安心の三井住友ブランドが魅力です。

学生の場合、クレジットカードを作る事が初めてという人が多いと思いますので、そんな時にはやはりクレジットカード業界においては一流の三井住友カードはお勧めです。

●学生専用ライフカード
学生限定の海外利用のキャッシュバックサービスや海外旅行傷害保険など、海外旅行や海外留学をする方にはとても嬉しい1枚です。近年では海外志向の学生も多くなっていますので、そんな人にはこのカードがお勧めです。

楽天カード
テレビCMや各種広告などで知名度上昇中の楽天カード。とにかく楽天系列でのポイント還元率が高いため、楽天グループをよく利用する方にお勧めです。

エポスカード    
大手百貨店丸井グループが発行しているクレジットカード。全国約7,000店舗で割引や優待などがあります。さらに、このエポスカードの魅力は何と言っても最短即日で発行が可能というところです。

クレジットカードは欲しいと思ったらすぐにでも手に入れたいと思うのが人間の心理というものなので、この最短即日発行は魅力的に映りますね。

ビュー・スイカカード    
JR東日本系列の株式会社ビューカードが発行しているSuica機能付きのクレジットカード。Suica定期券機能が付いており良くJRを利用する方にはお勧めの1枚になります。

学生の場合には、学校まで電車で通うという人も多いかと思いますので、そんな人にはSuica付きのこのカードがお勧めになります。


いかがでしたか?これ以外にも学生が申込可能なクレジットカードはありますが、それら全てを紹介すると当サイトを見ている方が混乱するかも知れませんので、私の独断で厳選して紹介しました。

こうして見ると、各カードによって特徴がありますので、自分のライフスタイルに合った1枚もしくは2枚を選択していただければと思います。

 

親の同意が得られない人にはデビットカードがお勧め

学生でもクレジットカードを持ちたいと思っている人は多いかと思います。ただ、未成年の場合には法律上どうしても親の同意が必要になるため、親の同意を得る事が出来なければ審査への申し込みが出来ません。

審査への申し込みが出来ないのであれば、それはすなわちクレジットカードを作る事が出来ない事になりますが、そんな時に全てクレジットカードと同じ使い方が出来るという訳ではありませんが、似たような使い方が可能なデビットカードがお勧めです。


そして、このデビットカードですが、未成年の学生でも一部を除いて審査不要で持つ事が可能となっています。審査不要で持つ事が出来ますが、デビットカードを発行している銀行の口座開設が必須となっており、この銀行口座にお金が入っている事が条件になります。

もっとも、一般的なクレジットカードを使えばその支払いにお金が必要になるため、お金が必要という条件はたいして苦にはならない事でしょう。

また、銀行口座開設にしても、近年ではネット環境の普及によって口座申込よデビットカードの申し込みが全てネット上で完結可能となっているため、口座開設&デビットカード申込からおよそ1〜2週間程度でカードが送られてきますので、その作り方はとても簡単です。

家族カードのメリットと注意点はこれ

家族カードには色々な特徴があります

大抵のクレジットカードには、オプションとして生計が同一の家族が持てる家族カードがあります。(一部家族カードのオプションが無いクレジットカードあり)

そして、この家族カードはクレジットカードとは名称が違うだけで一般的なクレジットカードと同様に使う事が可能となっており、さまざまなメリットがあります。もっとも、メリットがあれば注意点(デメリット)もあるため、その両方を抑えておく必要があります。


さらに、家族カードにはクレジットカードを持つときに必要な審査が無い=クレジットカードを持っている本会員の信用状態が良好であれば無審査で発行されますので、信用情報に延滞や金融事故情報が登録されている人でも家族にクレジットカードを持っている人がいれば家族カードが作れる可能性があるのです。

ただ、先程も書きましたが家族カードを作るにあたってメリットやデメリット(注意点)がありますので、今回の記事で解説します。

 

家族カードのメリットについて

基本的に家族がおり、その家族がクレジットカードの本会員になっていれば、家族カード申込者の審査は不要な家族カード、もちろん審査なしというメリットもそうですが他にもメリットがありますのでここから解説します。

家族カードのメリットは下記の通りです。

■メリット■

●基本的に無審査
基本的に家族カードは、クレジットカード本会員の属性情報や信用情報を元に審査が行われるため、本会員に問題が無ければ発行されます。

●年会費無料の場合がある
本会員のクレジットカードの年会費が無料だと、家族カードの年会費も無料の場合があります。(一部の家族カードは有料の場合あり)

●支払いは本会員が行う
家族カードは本会員のクレジットカードに付随しているため、家族カードの利用代金支払いは本会員のカード利用代金と一緒に本会員が支払います。

●本会員とポイントの合算が可能
クレジットカードにポイントが付く場合には、本会員のカードポイントと家族カードポイントの合算が可能です。

●本会員の付帯サービスが受けられる
本会員のクレジットカードにショッピング保険や盗難保険が付いている場合には、これらの各種保険が家族カードにも適応される場合があります。


そこで、家族カードのメリットをまとめると、本会員のカードに基づいたサービスを受ける事が可能となっています。ただ、本会員の信用状況次第になりますが無審査でカードが持てるというところが大きいですね。これは、審査で困っている人にとっては助け舟になりそうです。

 

家族カードのデメリットについて

メリットがあれば当然その反対のデメリットもありますので、ここでは家族カードのデメリットについて解説します。

■デメリット■

●利用限度額は本会員の利用限度額に含まれる    
家族カードの利用限度額は本会員のクレジットカード利用限度額に含まれるため、本会員の利用限度額以上の利用は出来ません。例えば、本会員のクレジットカード利用限度額が50万円の場合、本会員が30万円利用している場合には家族カードの限度額は残り20万円までとなります。

●利用代金の引落は本会員の口座から行われる
家族カードの利用代金は本会員のクレジットカードの引落口座から引き落とされるため、本会員は家族カードの利用代金を把握しておく必要があります。

●利用明細書が本会員へ送付される    
家族カードの利用明細は本会員のクレジットカード利用明細書内に記載されるため、家族カードで何を購入、または利用したのかが本会員に分かってしまいます。

ただ、本会員からしてみれば、家族カードの利用状況が分かるため管理がしやすいというメリットにもなります。

●クレヒスが付かない
あくまで家族カードは本会員のクレジットカードに付随している=家族カードの利用代金は本会員が支払っているため、いくら家族カードを利用してもクレジットヒストリーが付くことはありません。

●新規入会ポイントがもらえない
クレジットカードによっては新規加入で5,000ポイントや10,000ポイントがもらえるキャンペーンを行っているものがありますが、家族カードに新規加入してもこれらのポイントをもらうことは出来ません。


そこで、家族カードのデメリットをまとめると、利用限度額が本会員のクレジットカードの範囲内という点と、家族カード利用者のクレヒスが付かない点が大きいです。特に、信用情報に良好なクレヒスがないという人にとっては、この家族カードは魅力的に映ると思われます。

 

家族カードの名義と利用限度額はどうなりますか?

本会員の属性や信用状況が良好であれば発行される可能性が高い家族カードですが、肝心のカード表面に刻印されている名義人とどのくらいの利用が可能なのか?について良く分かっていない人がいるかも知れません。

もっとも、本会員のカードに付随している訳なので、その名義や限度額の詳細は実際にカードを受け取ってみないと分からないと思っているのかも知れません。そこで、ここからは家族カードの名義人は誰になるのか?その限度額はどのくらいなのか?について解説します。


■カード名義人は家族カード申込者になります

本会員のクレジットカードに付帯している家族カードですが、カード表面に刻印されている名義人は本会員ではなく家族カード申込者となっています。もっとも、クレジットカードは本人以外の第三者が利用する事は出来ません。

これは、例え家族(配偶者)と言っても使うことは出来ず、カードに刻印された本人しか使う事が出来ないのです。そのため、家族カードの名義が本会員になっていたら家族会員は使う事が出来なくなってしまうため、家族カードの名義はカード申込者となっています。

ちなみに、クレジットカードは本人以外の利用は会員規約で禁止されているため、例え家族だとしても他人に貸して使わせる行為は会員規約に違反しているため、最悪カードの利用停止になる可能性があるため注意が必要です。


■利用限度額は本会員のカードに含まれます

これは先程のデメリットでも触れましたが、家族カードの利用限度額は本会員の限度額に含まれます。そして、家族カードの利用代金は本会員の利用代金と合算して本会員の口座より引き落とされますので、家族カード利用の際には本会員と相談してどの程度利用しても良いのか?を確認する必要があります。

そうしないで家族カードを使い過ぎてしまうと、その分本会員の利用可能残高が減少してしまったり、本会員の支払い可能額を超えてしまう=延滞する可能性が出るため注意が必要です。

家族カード審査には誰もが通ると思ってませんか?

基本的に家族カードは審査なしで発行されます

家族カードとは、基本的に申込者の審査は不要で取得可能な、本会員に付帯しているクレジットカードになります。審査が不要となっており、基本的に申込者の属性や信用情報に何らかの問題があったとしても発行される可能性が高くなっていますので、業界内では無審査カードと呼ばれています。

もっとも、審査なしのカードになりますので、現在属性や信用情報に問題があり審査に対して不安を抱えている人にとっては願ってもいないクレジットカードと言えます。さらに、家族であれば学生にも発行が可能なので、学生がクレジットカードを持つためには最短のカードと言っても良いでしょう。

ただ、審査なしのカードという事が大きくなっており、中には家族カードが発行されない=審査に通らないケースもある事はあまり知られていないのですが、あなたは知っていましたか?

 

審査なしは家族カード申込者のみです

家族カードは、本会員に対して審査が行われるため家族カードの申込者に対しては審査はありません。そのため、過去に延滞や債務整理などの金融事故を起こしてしまい、現在謹慎中の人であっても家族にクレジットカードを持っている人がいれば家族カード会員に入会する事が可能となっています。

ただ、これはあくまで本会員が審査に通ればの話であって、本会員が審査に通らなかったら当然ですが家族カードが発行される事はありません。そのため、本会員の信用状態が審査通過への鍵になっているのです。

現在の本会員の信用状態がどうなっているのか?これは人によってはとてもデリケートな問題となるため、直接本会員に聞ける人は少ないかも知れませんね。しかし、家族カードが発行されるか否かの鍵を握っているのはまぎれもなく本会員になりますので、どうしても家族カードが欲しいという人は勇気を持って聞いてみる必要がありそうです。

 

家族カード審査に落ちるケースはこれ

審査なしで発行可能という部分が大きくなりすぎた家族カードという事もあり、誰でも発行されると勘違いしている人がいるようですね。ただ、審査なし=家族カード申込者のみのため、本会員の審査結果次第では落ちる事も十分考えられるのです。

ちなみに、家族カード審査=本会員の審査ですが、これは通常のカード審査の時のような、申込者の属性や信用情報を隅々まで調査するというようなものでは無く、あくまで簡易的に行われる傾向が高くなっています。

そのため、大抵の場合には審査に通る可能性が高いのですが、とある条件下では審査に落ちる事もあるのです。そこで、ここからは家族カード審査に落ちるケースについて解説しますね。


■本会員の信用情報に金融事故が登録されていた■
いくら家族カードが審査なしで発行されるとは言っても、それは本会員の信用情報に何一つ問題が無ければの話であって、本会員が過去及び現在においてその支払いを延滞している(していた)場合には、審査で落ちる可能性が高くなります。

もっとも、利用代金の支払いを延滞するという事は、支払いの管理がなっていない=信用力が無く今後の支払いにも不安を残すと判断されるため、これは仕方のない事です。

そして、これはいくら審査が簡易的に行われるとしても見逃す事が出来ない事実なので、本会員の信用情報に何か問題がありそうな場合には注意が必要です。


■家族カード申込者とカード会社間での金融トラブル■
これ、意外と見落としがちなのですが、過去に延滞や債務整理などの金融事故を起こした事がある会社では、その顧客の事故情報を自社データベースに一定期間登録しており、この状態を業界では自社ブラックと呼んでいます。そして、この登録期間ですが都市伝説として半永久となっていますが、中にはその途中で削除される会社もあります。(実例としてあり)

ただ、この自社ブラックの登録期間については審査基準と同様に決して表に出る事はないため、自社ブラックの登録期間中にその金融会社が発行している家族カード審査へ申し込んだ場合には、審査の段階で自社ブラック情報として出てきますので結果審査に落ちる事になってしまいます。

ですので、もしあなたが家族カードに申込を行う場合には、自分が過去にその会社で金融事故を起こしていないのか?の確認も行う必要があります。

 

家族カード審査に落ちないためには

本会員の信用状況によっては審査落ちのある家族カード審査ですが、やはり申込者に関しては審査なしなので、なるべくなら落ちたくは無いですよね?そこで、家族カード審査に落ちないために必要な事について解説します。

基本的には、本会員の審査のみで発行可能な家族カード=取得難易度が低いもしくは無いに等しいため、家族カード審査へ申し込みを行うのであれば万全の態勢で行った方が良いです。


■信用情報に金融事故が登録されていないこと■
当記事でも何度となく出てきていますが、家族カード審査に通るためには本会員の信用状況が良好である必要があります。そのためには、信用情報に事故情報が登録されていない事が絶対条件になるため、審査への申し込みを行う前に本会員へ確認しておいた方が良いです。

いくら本会員の信用状況次第とはいえ、家族カード審査に落ちてしまったらその情報が信用情報に登録されてしまい、今後の各種金融商品の審査では不利になる可能性があるのですから。


■過去に申込予定のカード会社で金融事故を起こしていないこと■
過去に金融トラブルを起こしている金融会社では、顧客情報を自社ブラックとして登録しているため申し込んだとしても落ちる可能性が高くなります。そして、その登録期間は各金融会社によって違いはありますが、基本的には半永久的と考えておいた方が良いです。

そのため、事前に家族カードの申込先会社との間で過去に金融トラブルがあったのか?無かったのか?の確認を行う必要があります。


■家族カード申込条件の確認を行う■
家族カードにも一般のクレジットカードと同様に申込条件があり、


●生計を共にする配偶者、満18歳以上のお子さま(高校生を除く)、ご両親(三井住友VISAカード
●家族カードは、本会員の方と生計を同一にする配偶者・親、子(高校生を除く18歳以上)の方が申し込めます。(JCBカード


などのようになっています。つまり、家族カードには生計を共にしている配偶者や子供、両親に対しての発行が可能となっていますが、生計を共にしていても兄弟や親戚に対しては発行する事が出来ませんので注意が必要です。